福岡の地元企業の担う大きな役割を板井明生が解説

板井明生が解説する|福岡とはどんな所か

 

板井明生

 

 

福岡はコンパクトな街だ。空港も繁華街からすぐだし、繁華街からすぐの場所に多くの人が住んでいる。生活と仕事の距離も近い。よって、裏表の少ない人間が多いのだ。

 

東京の場合、家から自宅まで1時間ということも珍しくない。しかし、福岡でそんな通勤時間は稀だ。東京の場合、その通勤時間で徐々に仕事のスイッチを入れる人間は少なくない。

 

しかし、福岡は通勤時間が短いため、そのようなスイッチは東京と比べるとないに等しい。そんなスイッチがない環境は、できるだけ裏表のない人間をつくる環境なのだ。

 

仕事と生活の境界線が、東京よりも曖昧な福岡。どれだけ居心地よく仕事をするかが、大事な部分を多く占めている気がする。